​感情開放・抑圧された感情

抑圧された感情はほぼ幼少期の5,6歳までに出来上がります。
 
例えば、親の愛情を得るために、親の教育方針に盲従してきた場合、
自分の本当の感情を抑圧して親の言うことに適応しようとします。
 
なぜなら、幼い頃は、親の愛情を受けられないことは生命の危機となります。
 
その最たるものがネグレクトです。
 
人間は、生物学的に、『生命の正しい方向軸』を最優先させるようにできています。
だからその人の成長にとって、『危険である』と判断されたものには積極的に対策を嵩じます。
 
これが抑圧された感情の正体です。
 
そして大人になったあなたは両親の庇護がなくても生きられるようになりましたが、
依然としてそのシステムは稼働しているのです。
 
例えば大変威圧的な態度で親の支配を受けてきた人は、
それと似たような振る舞いをする会社の上司などに、無意識で同じような反応をします。
 
それは、初動反応として本能的に現れます。つまり、コントロールが効かないのです。
 
なぜな ら、抑圧された感情は、その人の成長にとって、
『危険である』と判断され形成されるのでしたよね?
危険なものは、即時対応しなければならないわけです。
 
”なぜ自分は威圧的態度の人に対して感情がセーブできずに反発してしまうのだろう?”
と自分の性格のせいだと悩み、自分を責めたりします。
 
それはあなたの性格ではありません。抑圧された感情のせいなのです。
だから決して自分を責めないでください。
 
また、現在の大人になったあなたは、
”親を恨んではいけない・そんな想いを抱いてはいけない”と、その思いを更に抑圧します。
 
親に向けられない場合は、その感情の発露は 、他のものに向かいます。
 
つまり、今のあなたの思いとは関係ないところに、厳然と存在しているのが「抑圧された感情」の正体です。
 
そしてそれは、常に再刺激にさらされている状態なのです。
 
再刺激に晒されるとは、先の威圧的上司に対する反応のように、
何かの出来事にあった時に、自分の理性での判断の前に、
抑圧された感情からの本能的反応が先に出てきてしまうのです。
その質に、相似象の出来事や言動が再刺激要因です。
 
潜在意識が、一般化を好む理由がここにあります。
 
一般化しておけば、それに準ずるあらゆる場面に対応できるからです。
すばらしい機能ですね。
 
幼い頃は自我が確立していないために、自分を守るために、
これはある意味有効に働いていたわけですが、
自我が出来上がった今は、不要なものでありながら、
そのつど再刺激を受けて、強固なもの になっていくわけです。
 
その塊りは、自我が出来上がった今は、勝手になくなることはありません。
 
全てはあなたの意志に委ねられています。
 
潜在意識は、顕在的なあなたの意志が働き”クリアにしたい”と思わない限り何もできないのです。
 
その塊りである未分化のフアイルを差し出してくれません。(正しい自己認識が重要な所以です)
 
抑圧された感情は、今のあなたが過去の出来事を頭で(大脳で)納得していたとしても、
その塊りは、依然としてあなたの魂に統合されずに、別のスペースに存在しているのです。
(乱暴な言い方ですが多重人格の軽い番です)
 
主な兆候として、
 
・必要以上に心配性である。
・思考の顕著な逸脱がある。
(クリアーな人からすると、思いもよらぬ考え方をする)
・非常に怖がりである。
・他人を(=自分を) 信頼できない。
・何か起こった時、他人を(外界を)、または、自分を責める。
・事実を正しく見極められない。(→物事の本質に至れない)
・視野が狭い。
・集中力に欠ける。
・時折、心ここにあらずとぼんやりする事がある。
・人の話が入ってこない(相手が何を言おうとしているのか?に、はっきり意識を定められない)
・過去のネガテイブな経験にいつまでも拘り、過去の出来事と共存している。
・”幼い頃の記憶がない”という。
 
人によりその程度も様々ですが、いくつか当てはまればあるとみて良いでしょう。
 
抑圧された感情の深奥には無尽蔵の愛があるのですが、
その上に強い怒りがマンホールの蓋の様にブロックしています。
 
その怒りは「あるがままに生きられなかったことへの恨みにも似た怒り」
 
「本当の自分を押し殺してきたことへの深い哀しみ」です。
 
そしてその強い怒りを無意識で感じているあなたは、常にその怒りを本能的に止めているのです。
この怒りを止めるためにあなたのエネルギーの何パーセントかを常に使っている状態なのです。
 
丁度、システムの裏側で常に稼働して電力を消費しているアプリのようなものです。
 
そのために自分のエネルギーを100%使えていない状態なのです。
 
その抑え込まれた怒りのために全体で使える電力が低くなり
他の感情エネルギーも弱まってしまうのです。
 
その抑圧された感情の中には自分自身が見たくない感情が存在しています。
 
そのために、役に必要な肝心な感情のエレメントが見つけ出せないようなことがしばしば起こります。
それは本人の自覚なしにすっぽりと抜け落ちてしまうのです。
 
「抑圧された感情があると、脚本を正しく理解し、役の核を掴むことがかなり難しくなります」
 
また、論理的に役の事がわかり、頭では理解できていても、
その感情のブロックが災いし、演技中に「全く感情が起こらない」ということもあります。
あなたの真に望む表現ができるようになるために、あなたはそのブロックをはずしてください。
 
抑圧された感情を解き放ち、あなたの中に眠る莫大なエネルギーと豊かなリソースを、
自由自在に使いこなすことができれば、あなたの創造性は無限に広がっていきます。
 
素晴らしいパートナーシップを築くこともできます。
仕事もお金も喜んで受け取ることもできるようになります。
 
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